鳥取県の保育園で「マグロ集会」 クイズで生態学ぶ
全国有数のクロマグロの水揚げがある鳥取県境港市で21日、保育園児が劇やクイズで漁や生態について学ぶ「マグロ集会」が開かれた。市の食育事業の一環で、海の恵みへの感謝や郷土愛を育むのが狙い。 なかはま保育園では、園児37人がクイズでマグロは眠る時も泳ぎを止めないこと、体重約300キロにも成長することなどを学習。園児からは「マグロはどれぐらいの速さで泳ぐか」などと質問が飛んだ。巻き網漁を再現した劇では、保育士が扮するマグロがイカを餌に捕獲されると歓声が上がった。 集会では境港に水揚げされたクロマグロのステーキが振る舞われ、その後の給食では竜田揚げが提供された。