【細川直美さん】子育てが一段落。50代を前に見つけた将来の夢|STORY
子育ても一段落して、これから自分がやりたいことを考え始め、コロナ禍に「本当に自分がやりたかった夢」を思い出し実現させた細川直美さん。人生の流れにあらがうことなく、自然体の生き方だからこそ叶った夢。40代で経験したことはすべて無駄ではなかった。50代からの生き方、仕事のこと、ご夫婦のことをお聞きしました。
細川直美さん
1974年6月18日(49歳)神奈川県出身。「第二回全国国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞。14歳で芸能界デビュー。数々のドラマ、映画、舞台で活躍。2002年に俳優の葛山信吾さんと結婚。2児のママ。自身がデザインしたジュエリーブランドcoccoleも大好評。細川直美オフィシャルブログ
結婚22年。ケンカをしない仲良し夫婦の秘訣は“いい距離感”
――いつも仲良しの印象があるご夫婦ですが、ケンカをすることはありますか? ケンカはあまりしたことがなくて、22年の間で数回かな。お互いあまり言い合うタイプではないんです。冷静に話して解決するみたいな。私はすぐに忘れちゃうタイプなので、ケンカにならないのかも。 ――夫婦円満の秘訣はなんだと思いますか? いい意味で、距離感を保っていることかな。結婚当初からお互いの時間をそれぞれ大事にしているのが、うちの場合よかったのかもしれません。私は不満に思うことはないんですよ。向こうはあるかもしれませんが(笑)。 ――子育てが一段落すると、夫婦で過ごす時間が増えると思いますが。 確かにこれから子どもたちが成長して、50代になるとますます夫婦で過ごす時間が増えますよね。子どもがいない頃は夫婦の共通の趣味だった、釣りに行っていました。また一緒に釣りをやるのもいいかな。今までずっと一緒に子育てをしてきたので、これからはお互いが自由に好きなことをする時間も過ごせたらいいなとも思っています。行きたい場所に行きたい時に自由に行くなんていうのも理想です。そのためにはお互いに自立していないとだめですよね。
振り返ってみると40代は、子育てと介護が重なった時期でした
――今年49歳になられる細川さん。どのような40代を過ごされましたか? 実は40代は、子育てと父親の介護が重なっていたんです。子どもたちはまだ小学生で、介護している母のサポートもしたり。満喫した40代とは言えないかもしれませんが、振り返ってみると、すべてが貴重な時間だったなと思います。結婚してから女優の仕事はセーブしていましたが、その時一番大事だと思ったことを全力でやっていました。介護は自分たちもいつか通る道なので、子ども達のためにこうしておいた方がいいかな、とかイメージができました。実際に経験してみるとすごく視野が広がるので、介護でもボランティアでもなんでも経験するのは大事だなと思います。