J新人から「言い返されるの?」…エースへ反論、試合中の意外な一面にOBが脱帽「マジで?」
ルーキーでベスト11入り…鹿島SB濃野公人の意外な一面を暴露
鹿島アントラーズに所属するDF濃野公人は、今季のJ1でベストイレブンに輝いた。31試合に出場して9得点を挙げた攻撃的サイドバック(SB)は、ルーキーでのベストイレブンという史上5人目の偉業を達成。スポーツチャンネル「DAZN」の「内田篤人のFOOTBALL TIME」では、同じくベストイレブンに選出されたチームメイトのMF知念慶と3年連続優秀選手に輝いたFW鈴木優磨が22歳の意外な一面を暴露した。 【実際の場面】「あと数センチで直やん」「危険すぎる」 J助っ人が観客席に向けてペットボトル蹴り込み&交代後に一発退場の仰天シーン 伝統ある鹿島にとっても、ルーキーでのベストイレブン入りは史上初のこと。Jリーグの歴史を振り返っても1998年のMF小野伸二氏(当時浦和レッズ)、1999年のDF中澤佑二氏(当時東京ヴェルディ)、2014年のFW武藤嘉紀(当時FC東京)、2020年のMF三笘薫(当時川崎フロンターレ)の4人だけで、4年ぶり史上5人目の快挙となった。 鹿島のランコ・ポポヴィッチ前監督に見いだされた濃野は、第8節の京都サンガF.C.戦(1-0)でプロ初ゴールを決めると、この試合を含めて3試合連続ゴールで勢いに乗る。その後も元FWの嗅覚を発揮してゴールを量産した。 SBながら9ゴールと見事な結果を残した濃野は、シーズン開幕前から「SBやけど、点を取れるのが自分の売りだと思っていたので、そこはプロの世界でもやったろとは思っていました」と言う。濃野のメンタルについて聞かれた知念は、「図太いです」と即答。「試合中に優磨に言い返すのはキミ(濃野公人)ぐらい」と、明かした。これには鹿島OBの元日本代表DF内田篤人氏も驚き、「マジで? 優磨、言い返されるの?」と鈴木に聞くと、鹿島の40番は「メッチャ言い返されます」。知念も「点取りだしてから、夏場くらいからはメッチャ」と、同調した。 元日本代表のSBコンビである内田氏と安田氏が、SBながら9点を取ったことに驚くと、今シーズン15ゴールを挙げたストライカーの鈴木が「オレ、PKで6点取っているんですよ。なので、普通の(流れのなかのゴール)だと、同点なんですよ」と説明すると、内田氏と安田氏は「すげー!」と声を合わせた。これを聞いた鈴木は「っていうのを、ずっと言ってくる」と言うと、濃野は「言ってない! 僕から言ったことはない」と、笑顔で否定した。 シーズン終盤の7試合は負傷で欠場した濃野だが、回復具合は順調だという。ルーキーでベストイレブン入りした過去4人は、日本代表としてワールドカップに出場するまでの選手になっている。この先のキャリアで濃野もこの4人に続くことができるだろうか。
FOOTBALL ZONE編集部