《東京・八王子》特任准教授も務める財務省エリート下着盗撮で逮捕に学生「すごくショック」
2024年4月から母校・都立大に凱旋。財務省の財務総合政策研究所のコンサルティングフェローとして、国際金融特別講義『国際経済社会の生き方』『グローバルデータ分析入門』などで教鞭をとっていたようだ。
学生からは「めっちゃ明るくて、面白い先生」と人気
論文も多数発表しており、 《日本における生活保護費の将来推計 国民年金保険料の納付率低下と長寿化を考慮したシナリオ》 《2000年代の日本経済における住宅ローンの金利の分析》 といった論文で筆頭・責任著者を務めた。 都立大での講義は人気があったのか。男子学生に尋ねてみると、 「“ラク単”と言って、単位を取るのがラクな講義としては人気でしたよ」 と教えてくれた一方で、講義を受けた別の男子学生はこう話す。 「めっちゃ明るくて、面白い先生です。米国に留学する同級生がいて、その学生にとっては最後の授業のとき、米田先生は渡米時に購入したという星条旗がデザインされたジャージを着て“みんなで応援しよう!”と呼びかけて盛り上げてくれました。逮捕はすごいショックです。僕は好きな先生でした」 冒頭とは別の女子学生は、 「ハキハキと喋る面白い先生です。難しい財政の話をわかりやすく解説してくれるんです。おやじギャグを言うわけではありませんが、キャラクターが面白いというか、授業ではよく学生を爆笑させていました」 と振り返った。自宅は杉並区の閑静な住宅街にある小さな一軒家。16年前に夫婦で引っ越してきて、周辺と目立つトラブルはなかったという。 「数年前に自宅を建て直したとき、“うるさくするかもしれませんが”と、ご夫婦で近所を回られていました。旦那さんはあまり見かけませんでしたが、財務省職員とは知りませんでした。奥さまは近くのゴミ集積所の整理整頓をされるなど、気配りの行き届いた女性です」(近所の女性) 容疑者一家は町内会に加入していなかった。近所の男性は言う。 「敷地内にきれいな花を咲かせた植木鉢がたくさんあるんです。ご夫婦で花を見ながら仲よさそうに話しているのを見かけたことがあります。品のいいご夫婦だなと微笑ましく思ったものです」 公私とも充実している様子なのに、なぜハレンチな容疑で逮捕されたのか。 自宅のインターホンを押すと、女性の声で「はい」と応答があった。容疑者について、最近の様子を教えてほしいと取材を申し込み、「奥さまですか」と尋ねると、 「私はそういう人ではないので、すみません」 と、インターホンを切られてしまった。 容疑が事実であれば、高いレベルの経済脳を持つ人物とは思えない愚行といえる。人の道を踏み外してはいけない。そんな当たり前のこともわからないのであれば、人を教え導く資格はない。