今年4月に実施された全国学力テストの結果が公表されました。県内の小学生は総合順位を昨年度の6位から大幅に下げ16位となっています。 今年4月小学6年と中学3年を対象に実施された「全国学力・学習状況調査」には県内の公立小中学校など269校が参加。国語と算数・数学の2教科のテストが行われました。 小学6年生は国語が昨年度の6位から14位に。算数は過去最高だった4位から19位に。2教科の総合は6位から16位と大幅に順位を下げました。 中学3年生は国語が昨年度の39位から37位に。数学が32位から33位に。2教科の総合は昨年度と同じ37位でした。 県教委は下降した小学生の結果について… 県教委小中学校課・蛭子穣課長： 「特に算数が大きく下降するという状況。これにつきましては県教委としましても危機感を持って取り組まなくてはならない」 ただ、正答率の全国平均との差を見てみますと国語は0.8ポイント高く、算数は0.1ポイント低く、数値的には全国とほぼ同等程度となっています。県教委は昨年度の状況と比較して分析をする必要があるとしています。〆 ちなみに小学校・中学校ともに総合順位の全国1位は石川県でした。さらに四国で見てみますと小学生は徳島が7位で他3県が16位タイ。中学生は徳島が16位・香川が17位、愛媛が27位・高知が37位という結果になりました。