リヴァプールは中盤補強を諦めず?…今夏ユーヴェ退団のラビオ獲得を検討か
昨シーズン限りでユヴェントスを退団したフランス代表MFアドリアン・ラビオに対しリヴァプールが関心を寄せているようだ。22日、イギリス紙『インデペンデント』やフランス紙『レキップ』が伝えている。 現在29歳のラビオは2010年夏に母国の名門パリ・サンジェルマン(PSG)の下部組織に加入し、2年後にトップチーム昇格を果たした。トゥールーズへの武者修行を経て主力に定着すると、公式戦通算227試合に出場し24ゴール14アシストをマーク。2019年夏に完全移籍で加入したユヴェントスでも、5年間の在籍で公式戦212試合出場22ゴール15アシストという成績を残すなど、中盤の主軸として活躍した。 そんなラビオは今年の6月末でユヴェントスとの契約が満了を迎え、現在は無所属に。2024-25シーズンの欧州各国リーグが続々と開幕するなか、現時点で新天地は決まっておらず、去就には大きな注目が集まっている。 今回の報道によると、ラビオの新天地の候補にリヴァプールが浮上しているという。今夏にアルネ・スロット新監督を迎えた同クラブは、中盤の強化に向けてレアル・ソシエダ所属のスペイン代表MFマルティン・スビメンディに熱烈な関心を寄せていたものの、交渉は決裂。しかし、依然として中盤の補強を検討し続けており、移籍金が発生しないフリートランスファーでの獲得が可能なラビオに興味を示しているようだ。 なお、同選手に対してはリヴァプール以外のプレミアリーグクラブやラ・リーガ勢も関心を寄せているとのこと。選手自身はチャンピオンズリーグ(CL)でのプレーを強く希望しており、新天地を選ぶ上での重要な条件となっているようだ。 PSGとユヴェントスで数々のタイトル獲得に貢献し、フランス代表でも通算48キャップを誇るラビオ。果たして29歳の実力者は今夏にどのような判断を下すのだろうか。今後の動向に注目が集まる。
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