日大、改善計画を文科省に提出 アメフト廃部を明記
日本大は30日、アメリカンフットボール部の薬物事件を巡り、再発防止策や学内体制の再構築といった改善計画を文部科学省に提出した。大学幹部やアメフト部関係者らの責任を明確化し、アメフト部の廃部方針を明記。副学長選出の透明化なども盛り込んだ。 日大は29日の臨時理事会で、事件対応に当たった沢田康広副学長が12月31日付で、酒井健夫学長が来年3月31日付でそれぞれ辞任し、林真理子理事長を減給50%(6カ月)とすることを決定。新学長を年度内に選出し、副学長の後任も速やかに検討する。 日大の第三者委員会は警視庁への報告が不審物を見つけた12日後など大学上層部の対応に多数の問題があったと批判した。