「SUVに賭けろ」いいじゃんこれ! マツダ全SUVラインアップ10種(海外込)でいざ勝負!!
変幻自在のスモールクロスオーバーSUV「MX-30」
そのCX-30とプラットフォームを共有し、ボディサイズもほぼ同サイズ、といういわば姉妹車にあたるのが「MX-30」です。珍しい観音開きタイプのドアや、マツダのほかのSUVとは異なる優しめのフロントフェイス、コルク材を用いたセンターコンソールなど、他のシリーズとは一味違ったキャラクタが特徴。パワートレインも、マイルドハイブリッド(税込264万円~)とバッテリーEV(税込451万円~)、ロータリーエンジン発電のPHEV(税込み423.5万円~)など、変幻自在。まるで忍者のようなモデルです。
中国専売のスモールクロスオーバーSUV「CX-4」
マツダのスモールサイズSUVとしてはほかにも、2016年6月からマツダと中国の第一汽車による合弁会社が販売している「CX-4」というモデルがあります。ボディサイズはCX-3とCX-5のちょうど中間で、なだらかに傾斜したリアウインドウが特徴的。2017年のチャイナ・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、そのデザインが高く評価されています。
グローバルで大人気、ミドルクラスSUVの「CX-5」
そして、マツダラインアップにおいてもっとも売れているのが、ミドルクラスSUVの「CX-5」です。日本市場のほか、北米、中国、欧州、その他の国でも販売されています。売れ筋であることから毎年のように商品改良がおこなわれており、直近では、2023年9月に年次改良を受けています。パワートレインは、2.0Lガソリンエンジンと2.2Lディーゼルエンジンの2種類で、日本国内の車両価格は290.9万円(税込)から。 現行CX-5は2017年2月登場と、すでに7年が経過しており、そろそろ次期型の登場に期待したいタイミング。マツダも、2024年3月期決算発表会において、次期型CX-5について触れており、次期CX-5には、マツダ製のハイブリッドが搭載されるとのこと。 マツダといえば、次世代の電動ユニットに合わせる新たなロータリーエンジンを開発中としており、次期CX-5に搭載されるマツダ製のハイブリッドが、その新たなロータリーエンジンを採用したものになるのかは注目ポイント。いずれにせよ、マツダの旗艦モデルであるだけに、どんなクルマに仕上がってくるのかは非常に楽しみです。