【NFL】ペイトリオッツHCメイヨの「軟弱」発言に対して「タフなチームだとは言えない」とCBジョーンズ
ニューイングランド・ペイトリオッツの前ヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックは、現HCのジェロッド・メイヨがチームを「軟弱」と批判したことに反論したが、現役選手の中にはこの新任コーチが間違っていないと考える者もいる。コーナーバック(CB)ジョナサン・ジョーンズは『WEEI』に出演した際、メイヨHCの発言について聞かれて次のように答えている。
「それが彼の意見だ。俺はコーチたちの意見は常に真摯(しんし)に受け止めている。軟弱なチームの反対はタフなチームだけど、俺たちはランを止め、ランで攻め、キックをカバーできることに誇りを持っている。ただ、前回の試合を振り返ってみると、それらは一つもできていなかった」
ジョーンズは「軟弱」という、フットボール選手にとってはタブーとも言える表現を避けながらも、シーズン第7週のジャクソンビル・ジャガーズ戦で惨敗したことを含め、ペイトリオッツがここ数試合でタフなチームとしてのパフォーマンスを見せられていないことを認めた。
「前回のパフォーマンスを考えると、自分たちをタフなチームだとは言えない」とジョーンズは続けている。
「ランを止めることも、ランで攻めることも、キックをカバーすることもできなかった」
今シーズンのペイトリオッツはディフェンシブタックル(DT)クリスチャン・バーモアやミドルラインバッカー(MLB)ジャワン・ベントリーといった主力選手を欠いているとはいえ、ランディフェンスの崩壊ぶりは直視しがたいほどだ。メイヨHCが先週の試合後にチームを「軟弱」と公の場で呼ぶ必要があったかどうかは別として、ロッカールームの選手たちも、その評価が間違っていないことを認めている。