大谷選手の偽ユニホーム・高級ブランド模倣バックも 偽ブランド品 個人使用目的でも規制対象に 2023年の沖縄地区税関での輸入差し止め148件
沖縄地区税関は2023年に海外から送られた偽ブランド品などの輸入差し止め件数が148件(前年比10件増)だったと8日に発表し、報道陣向けに偽ブランド品の一部を公開した。米大リーグ大谷翔平選手の偽ユニホームや海外高級ブランドを模倣したバックなどもあった。 【写真】釣り用おもりに見せかけた金塊 差し止められた輸入品のうち、靴類・衣類・バッグ類の3品目が8割を占めた。国別では、中国が116件で全体の78.4%だった。 税関の比嘉晶子知的財産調査官は、差し止め件数が増加した要因について、22年に施行された改正関税法でこれまで規制対象外だった個人使用目的の輸入品が取り締まれるようになったと説明。「引き続き、水際の取り締まり強化に努める」と話した。