山田杏奈、昔の自分を振り返る「学生時代は今よりも尖っていたねって言われることが…」<怪盗グルーのミニオン超変身>
「怪盗グルー」シリーズの最新作映画「怪盗グルーのミニオン超変身」が、7月19日(金)より全国の劇場で公開される。このたび、5月28日に東京・CROAK prime studioで開催されたお披露目イベントに、新キャラ・ポピーの日本版声優を務めた山田杏奈と、“超”宣伝アンバサダーに就任したハナコ(菊田竜大・秋山寛貴・岡部大)の4人が登壇した。 【写真】ハナコ・秋山、ネファリオ博士のイラストが上手すぎる ■山田杏奈、キャラとの共通点を語る「ポピーのように破天荒な部分もあった」 大きな拍手で迎えられた山田は、「今作でポピー役の日本語吹替声優を務めさせていただきました山田杏奈と申します。よろしくお願いいたします」と、観客に向けて一言あいさつをした。 大悪党を夢見る中学生で、グルーに急接近する少女・ポピー役を務める山田は、今回が吹替初挑戦だという。先日、グルーの宿敵・マキシム役を務める片岡愛之助と共に、吹替声優を務めることが発表された山田。 (吹替声優に)抜てきされた今の気持ちについて聞かれると、「本格的に吹替をやらせていただくのは初めてだったので、発表されてホッとした気持ちと私自身まだ緊張が続いています。新しい経験の中で難しい部分もあったのですが、色々と探りながらやらせていただきました。シーンの中でグルーと会話するのが楽しかったです」と嬉しそうにコメントをした。 ポピーのキャラクターについては、「悪党を夢見る少女ということで、ワルな部分もありつつ大人っぽくて愛らしい女の子です。私も学生時代は今よりも尖っていたね、大人になったねと言われることがあり、ポピーのように破天荒な部分もあったのかなと思います(笑)。当時は全てに対して負けず嫌いでしたし、ポピーを見ながら昔の自分をちょっと思い出しました」と意外な共通点を告白。 また、(収録に向けて)準備したことを聞かれると、「どうやって練習すればいいのかも初めてのことで分からなかったので、映像を見ながら家でボイスメモに録音して再生したり、色んなパターンを想定して試行錯誤しました。収録の時は監督に一から教えていただいて…。声の抑揚でお芝居を表現する難しさと楽しさを感じました」と、吹替ならではの苦労を吐露した。 ■“超”宣伝していきます!と、力強く宣言するハナコ そして、映画「怪盗グルーのミニオン超変身」の“超”宣伝アンバサダーに就任したハナコが、エージェントミニオンと共にミニオンルックで登場。 秋山は「“超”宣伝アンバサダーに就任しました秋山です。よろしくお願いします!」、岡部は「“超”宣伝していきます!」、菊田は「自分のこどももミニオンが大好きなので、このお仕事できて嬉しいです!」と、3人それぞれあいさつをした。 グルーJr.が誕生し、さらにはミニオンが“超変身”するという新しいことづくめの本作。アンバサダーに就任した気持ちについて聞かれると、秋山は「ビックリしました。怪盗グルーのシリーズはずっと人気ですが、『怪盗グルーの月泥棒』(2010年)の公開が僕らのデビューと同じぐらいなので、その最新作をアンバサダーとして宣伝していけるのが嬉しいです」、岡部は「新作が本当に楽しみだったのですが、まだ完成版を観ることができていないので、早く観たいですし、楽しみで仕方ないです!」とコメント。 そして菊田も、「一昨年の年末、USJに行った時に購入したグッズのマフラーをこどもがとても気に入っていたので、今回の仕事について報告したら『ミニオンって固いのかな?柔らかいのかな?』と気になっていました(笑)。今日ミニオンに会えたので、どうだったか報告しようと思います」と、喜びたっぷりにコメントした。 続けて、「怪盗グルー」シリーズの魅力について問われると、秋山は「僕は、劇中の乗り物がかっこよくて好きです!グルーを始め、独創的なデザインの乗り物が結構あるのでそれがいい」、岡部は「オープニングからエンドロールまでずっと楽しくてわちゃわちゃしてるところが好き!」、菊田は「何よりもミニオンがかわいい。ミニオンの見分け方って難しいですが、髪が特徴的でよく見るとおもしろい髪型の子たちが沢山いるので、1回目はストーリーに集中していただいて、2回目は髪型に集中してぜひ見て欲しいです(笑)」と、ハナコの3人はそれぞれの推しポイントを語る。 山田は、「1作目から家族との絆が一貫して描かれていて、毎作品感動してしまいます」と話し、シリーズならではの魅力と“超”宣伝ポイントをアピールした。 ■「僕がWi-Fiスポットになりたい」奇想天外な回答をするハナコ・岡部 最強の宿敵・マキシムから一家を守るため、スーパーパワーを手に入れるミニオンたち。それにちなみ、もし好きなパワーを手に入れられるとしたらどんなものが欲しいか聞かれると山田は、「ちょうどいい小話ができるパワーが欲しいです(笑)。美容室で髪を切ってもらっている時とか、ちょっと楽しくなってちょっと笑ってもらえる話ができるパワーを手に入れたいです」と、ささやかな願いを披露。 続いて、秋山は「おもしろい作品が世に溢れすぎているので、8作品ぐらい同時に視聴して記憶できるパワーを切望します!」、岡部は「仕事で移動が多くて、新幹線やロケバスで動画を見ていると良いところで止まったりしちゃうので、Wi-Fiが欲しい。僕がWi-Fiスポットになりたい」、菊田は「喧嘩が強くなりたいです。家族ができたので最終手段として家族を拳で守れるようになりたいです!」と、利便性の高いパワーやまさかの少年漫画のようなパワーを求める回答が飛び出した。 ■ネファリオ博士のイラストが上手すぎるハナコ・秋山 イベント終盤では、メガミニオンのように何にでも変身できるなら何になりたいかを全員がフリップで発表する場面も。 秋山は、「お洒落な顔になりたいし、鼻も高くなりたいなって考えてたら偶然ネファリオ博士(「怪盗グルー」シリーズ)になっちゃいました。僕はネファリオ博士の顔ファンです」と、上手すぎるイラストと共に、斜め上の変身願望を吐露した。 続いて岡部は、「僕はアグネス(「怪盗グルー」シリーズ)みたいにかわいくなりたいです。アグネス岡部です。あのピュアさ、かわいらしさを忘れないでいたい」と語り、菊田はミニオンのイラストを添えて、「大喜利面白芸人になりたいです」と発表するものの、イラストについて秋山から「おもしろくない奴の色使い」だと厳しいツッコミが入った。 山田はクオリティの高いイラストと共に、「私が変身したいのは馬です。去年ぐらいから乗馬の練習を始めて馬が好きになって、すごく賢くて悠々と走る姿を見ると馬っていいなって。乗る人を疑っていると進んでくれないところとかも好きです」と告白。それぞれの変身願望が伺えるトークとなった。 ■おもしろいことは間違いナシ…観客に向けて映画をアピール イベント終了の時間が迫ってくると、秋山は「おもしろいことは間違いナシのシリーズなんですけれども、我々アンバサダーとして“超”宣伝していきますので、“超”盛況となるように劇場へ足を運んでいただけると嬉しいです!」、岡部は「本当に楽しみで仕方ないです。7月に向けてどんどん宣伝していきたいと思います」、菊田は「どう考えても僕らよりミニオンの方が売れてますが(笑)。まだミニオンを知らない方々にも魅力が伝わるように、“超”宣伝アンバサダーとして頑張ります!」と、宣伝への意気込みを見せるハナコの3人。 そして山田は、「ずっと大好きな『怪盗グルー』シリーズに参加させていただきすごく嬉しいです。絶対におもしろいですし、皆さんに楽しんでもらえる夏の思い出になる作品になっていると思うので、ぜひよろしくお願いします」と締めくくり、イベントは終了した。