「今年こそ日本一になることを期待したい」大のカープファン 井上広隆日本銀行広島支店長に聞く 今年の広島経済は? 新サッカースタジアムは? 広島駅は?
日本銀行の大きな役割は3つあります。一つ目が金融政策を行うための経済調査です。支店長をはじめ支店では、経営者に実情を聞いたり、各地の街の雰囲気を肌で感じているそうです。それを元に経済報告や景気の先行きを示す「短観」を発表しています。2つめが銀行や政府との資金のやりとり。3つめがお札を発行することです。 日銀広島支店では、身近に感じてもらおうと、広報ルームを昨年秋にリニューアル。5人以上から予約制の見学ツアーも再開しました。1億円の重さを体感することもできます。1億円は10キロあります。 小林康秀キャスター「欲張りですね。2億…。やっぱり人の手で持ち運ぶもんじゃないですね」 そんな中私が気になっていたのが。 小林康秀キャスター「新札ですね、これから出る」 井上広隆支店長「こちらが今年の7月3日から発行が開始されます、新しいデザインのお札になっております」 肖像が渋沢栄一の新1万円札・津田梅子の5千札・北里柴三郎の千円札です。大きさは今のお札と同じですが、新しい偽造防止の仕組みが採用されています。 井上広隆支店長「代表的なのが、渋沢栄一の顔を左右に傾けると、あたか も回転しているように見える3Dのホログラムになっています。世界で初めて紙幣に搭載される技術と聞いております」 井上広隆支店長「以外と渋く重要なのが、今回バンクオブジャパンとジャパンと表記されているのですね」 小林康秀キャスター「以前はニッポンギンコウとアルファベットでした」 井上広隆支店長「それは今回のお札でも続くんですね。ジャパンと英語で書いておりますので、このお札が日本で流通しているというのが世界中の方からわかりやすくなるというこという意味においては新しい工夫が凝らされていると考える」 小林康秀キャスター「7月3日以降は今あるお札はどうなりますか?」 井上広隆支店長「7月3日以降今あるお札が使えなくなるといったようなことは決してありませんので、安心して使い続けていただければと思います」
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