現劇場での最終公演を開催したＡＫＢ４８の（前列左から）倉野尾成美と向井地美音　©ＡＫＢ４８

　ＡＫＢ４８が１日、東京・秋葉原のＡＫＢ４８劇場で改修前最後の公演「ＡＫＢ４８劇場リニューアル前最終公演～６８４３日６５５２公演の思い出をありがとう～」を開催した。リニューアル工事が行われ、新劇場は１９周年となる１２月８日に再び幕が上がる。 【写真】現劇場での最終公演を開催したＡＫＢ４８ 　“会いに行けるアイドル”の原点でもある現ＡＫＢ劇場でのラスト公演。開始３曲目「誰かのために」で劇場公演通算歴代最多の出演１３０６回目の村山彩希（２７）や総監督の倉野尾成美（２３）は目に涙を浮かべていた。０５年１２月８日の初演では７人のファンから始まり、今では定員２５０席は満員が当たり前となった。 　この日は「会いたかった」など全１８曲を披露。倉野尾は「多くの先輩方から受け継いできた劇場を振り返ると改めてこの１８年、ＡＫＢ４８の重みも感じます」と涙ながらに感謝し、「リニューアルをしてからも私たちの原点はここに変わりありません。未来のＡＫＢ４８につなげていけるように一丸となって頑張っていきますので、これからも応援をよろしくお願いします」と呼びかけた。 　劇場の工事中は９月２日から村山プロデュースの「ＡＫＢ４８劇場工事中出張公演」として全国を回るツアーが始まる。そしてリニューアルされた新劇場は１９周年となる１２月８日にオープンし、度々延期されてきた総合プロデューサー秋元康氏の書き下ろしオリジナル新公演を実施する。この日の現劇場ラスト公園内にセレクションが行われ、最後に倉野尾、村山ら新公演初日メンバーがサプライズで発表された。