【陸上】ガルシア・レオンとボンフィムが2023年競歩ツアーの年間王者に! 賞金2万5000ドルも獲得
12月3日、世界陸連(WA)はWA競歩ツアーの年間優勝者が男子はカイオ・ボンフィム(ブラジル)と女子はキンバリー・ガルシア・レオン(ペルー)に決定したことを発表した。 女子35km競歩でガルシア・レオンが世界新の2時間37分44秒!昨年は世界陸上2冠 シリーズにおけるパフォーマンスの上から3つを合算し得点化して順位が決められ、男女ともに、年間優勝者には2万5000ドル(約360万円)が授与される。 男子優勝のボンフィムはブダペスト世界選手権20km競歩の銅メダリスト。今年のツアーでは5月のワルシャワ競歩カップ(ポーランド)で20km競歩に優勝するなどしてポイントを稼いだ。 ガルシア・レオンは今年3月のドゥディンツェ50(スロバキア)の35km競歩で、当時の世界新記録である2時間37分44秒で優勝。その後もツアーではグランプリ・カントネス・デ・ア・コルーニャ・マーチング(スペイン)でも優勝し、ナショナルレコードを打ち立てている。昨年のオレゴン世界選手権では20km、35km競歩で2冠を果たした選手で、今年のブダペスト世界選手権では20km競歩4位、35km競歩では銀メダルを獲得した。 男子は年間2位にブダペスト世界選手権20km競歩銀メダルのペルセウス・カールストレーム(スウェーデン)、3位にブダペスト世界選手権35km競歩銀メダルのブリアン・ピンタード(エクアドル)が続いた。女子はブダペスト世界選手権20km競歩5位のアレグア・ゴンザレス(メキシコ)が2位、ブダペスト世界選手権20km競歩銀メダルのジェミマ・モンターグ(豪州)が3位となった。 次シーズンのWA競歩ツアーは12月17日にダブリンで(アイルランド)で開幕する。
月陸編集部