「光る君へ」突如“サスペンス劇場”へ!越前の人々が全員怪しすぎる
さらに、光雅は後日、為時を訪れると金を渡し「どうぞ越前のことは我々越前の者にお任せくださいませ。国守さまはただそれをお認めいただければ懐を肥やしになって都に戻られましょう」と懐柔を試みるも、生真面目な為時はこれを一蹴。「あからさまな賄賂」「首突っ込まれたくないんだ」「怪しい役人ですねえ」「今でもあるある~」とどよめきが起きていた。この一件で光雅は仕返しとばかりに為時に“嫌がらせ”を開始し、為時はストレスがたたって体調を崩してしまった。
そしてもう一人が、松下洸平演じる宋の薬師・周明(ヂョウミン)。まひろは海辺で彼と出会って以来、興味津々の様子で、体調を崩した為時を針治療で治癒する敏腕ぶりにも圧倒されていた。しかし彼の素性は謎に包まれており、終盤で殺人事件が発生した際にさらに謎が深まることに。朱が容疑者として捕らえられると、周明は証人を連れて朱の冤罪を訴えた。その際、まひろには日本語を理解しない様子だった彼が突如、日本語で話し出し、SNSでは宋人なのか日本人なのかと疑問の声が寄せられると共に、これまでとガラリと異なる展開に「まさかの殺人事件」「全員怪しい」「平安ミステリーに期待」と驚き、期待の声でにぎわっている。(石川友里恵)