楽天・星野監督がマー君に激励エール!
■おおむね3球団に絞られた移籍先 メジャー移籍のポスティング申請を行っている楽天の田中将大投手の交渉期間の締め切りが、いよいよ、カウントダウンに入った。関係者の話を総合すると、交渉先は、ヤンキース、ドジャース、ダイヤモンドバックスの3球団に絞られているようだが、決定的な情報はまだ流れてこない。ヤンキースは、比較的情報漏れの起こりやすい球団で、ダイヤモンドバックスのデリック・ホール社長は、野茂英雄のドジャース時代にフロントにいた人物。こちらも新日家で日本のメディアには真摯に対応するが、ここからも尻尾は出てこない。 そうなると情報管理に最も厳しいドジャースではないか?との憶測も流れているが、躍起になって追いかけている日米のどのメディアも決定的な話をつかんでいない状況だ。成田空港で張り込み、田中の渡米チケットが、ニューヨーク行きか、ロス行きかを調べているという社まである始末。いずれにしろ再度のメディカルチェックが必要なため、マー君は、今日、明日には渡米することは間違いない。 ■星野監督がようやく口を開いた そんなマー君狂騒曲に、これまで沈黙を守っていた楽天の星野監督が、ようやく口を開いた。年末年始は、テレビ出演などの取材を一切断ってきたが、カウントダウンが始まった段階で、熱いエールを送った。 「内容は言えないが、田中とは電話などで連絡を取り合っている。おそらく何かを残そうと決意して、彼は、あれだけの結果を出したのだろう。ポスティングのルールが変わったが、私は個人的にはメジャーでやりたいという夢を持っている選手には若いうちに行かせてやった方が、ええという考えを持っている。(田中が)どこに行くのかは知らんが、田中は、例え、どこに行こうが結果を出すだろう。過去にメジャーで成功しているピッチャーと比べても、あれだけの経験と実績があるんだ。ハートがあって頭がいい投手。適応もできるだろうし、なんも心配しとらんよ」