山口県宇部市で年末年始向けクルマエビ出荷本格化…秋の気温が高く、餌をよく食べ大きく育つ
年末年始の贈答品や正月料理の食材として人気の高いクルマエビの出荷作業が山口県宇部市の水産会社「宇部車海老養殖場」で本格化している。今月下旬にピークを迎え、来年2月頃まで続く見込み。 【写真】山口県宇部市沖で水揚げされる魚介類20種の缶バッジが人気
同社によると、5月頃から紫外線で殺菌処理した海水の池で養殖した。秋の気温が高かったことから、餌をよく食べて大きく育ったという。今季は、豊洲市場(東京)を通じた取引が増え、出荷量は過去最高の26トンを見込む。
養殖場では、生きたままおがくずと一緒に箱詰めする作業が連日続く。酒井幸男場長は「年末年始で顔を合わせた家族や親戚とともに記念の料理として召し上がってほしい」と話す。
価格は税込み4320円(Lサイズ8匹前後)~1万4040円(2Lサイズ20匹前後)。予約や問い合わせは養殖場(0836・58・2250)へ。