2024年こそ卒業したい…「印象が薄い人」の原因と解決法を専門家に聞いてみた!|CLASSY.
日本では控えめなことが美徳とされる一方で、名前や顔をなかなか覚えてもらえなかったり、いまいち自分の存在感を出せないのってやっぱり悲しいですよね…?「印象が薄い人」になってしまう原因と上手な印象の残し方について考えました。
何度もあるとかなり切ない(涙)…「印象が薄い人」ならではエピソード
「初めまして!」…お会いするの3回目です(汗) 仕事関係で何回か挨拶している人と、今回も「初めまして」と名刺交換からスタート。上司に帯同しているのもあって全然覚えてもらえず、「その他大勢枠」になっちゃいがちです。
「真面目だよね」「大人しいよね」それ以外に特徴ない…?? 話すのがあまり得意じゃないし、人見知りな性格だから自分からはなかなか話しかけにくい。結果、「大人しい」「真面目な人」という印象しか持たれない私だけど、そんなことないのにな…。
知りたい!そして何とかしたい!「印象が薄い」理由
「この人と言えば〇〇」な目印になるものがないから 「見た目や話し方などに『参照点』がないのが印象に残りにくい一番の原因。『参照点』とは『〇〇と言えばこの人』という目印。著名人でも特徴的なメガネや方言が印象的な人っていますよね?認知科学的に人間の認識に関わりが深い『参照点』を意識すると印象が変わります。あえて方言で話すのは、温かい雰囲気を出せて印象に残りやすいですし、変わった名前の人は名前について話題にするのも◎」
自分から話しかけない基本的に受け身だから 「受け身な人って、周りからちょっと優しくされたりもします。それに甘んじていつも声かけ待ちで受け身な自分でいるだけでは印象に残る人になれません」
自分で自分を「印象が薄い」と決めつけているから 「実は『私は〇〇な人』というものは存在しません。人は環境、感情、相手によってコロコロ変わるもの。話すのが苦手な人でも家族や友達と一緒の時など、どこかに饒舌な自分がいるはず。『こういう時は話せる』という自分を探して応用してみるという気楽さで試してみて」
言語の専門家・堀田秀吾さんが教えます「印象に残る話し方」のコツ
話し方を工夫するだけでも、印象の残り方は格段に変わってくるそう。言語学の専門家・堀田先生のアドバイスをぜひ実践してみて。 自己紹介は「Let’s!」モードで自虐・自慢はやめよう 自慢話だけでなく、「私バカなので」など、いきなり自虐で始めるのも相手に気を使わせるのでよい自己紹介とは言えません。「シャイなので」「人見知りで」と言う人もよくいますが、扱いにくいと思わせてしまうので避けて。好きな食べ物や共感を呼びやすい趣味、出身地など話題作りになる鉄板ネタがあると◎。「誘ってください」ではなく「◯◯好きな人は一緒にやりましょう」など「Let’s」の姿勢で。