冬の大山パトロール始まる…警察官ら呼びかけ「安全登山を」
冬山シーズンを迎えた大山で28日、鳥取県警琴浦大山署と米子署、黒坂署の警察官と県山岳・スポーツクライミング協会会員による大山冬山パトロールが始まった。来年1月5日までの毎日と、3月20日までの土日祝日に署員と同会員がパトロールに向かい、事故防止などに当たる。
この日は、7人が登山口周辺で「安全登山」と書かれたどら焼きとチラシを登山者に配りながら山に向かった。琴浦大山署によると、大山では昨シーズン、4件8人の遭難事案があり、3月には2人が死亡。今シーズンはすでに2件発生し、1人が死亡している。
同署地域課の井上将課長は「登山者には気象情報の確認や適切な装備、登山届の提出をお願いしたい」と呼びかけている。