北海道ガスが北海道代表 4年連続4回目の出場
第95回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)の北海道2次予選は9日、札幌円山球場でリーグ戦最終日の2試合を行い、北海道ガス(札幌市)が4大会連続4回目の本大会出場を決めた。WEEDしらおいに2―1で勝ってリーグ戦3戦全勝とした。 【写真まとめ】2023都市対抗野球大会 全ホームラン 本大会は、全国12地区の予選を勝ち抜いた31チームと前年覇者で推薦出場するトヨタ自動車(豊田市)が出場し、7月19日に東京ドームで開幕する。【岸本悠】 北海道ガスは1点を追う七回、高橋謙太の犠飛で追いつき、八回に敵失で1点を勝ち越した。先発の海老原丞は九回途中1失点で3人の継投で最後を締めた。WEEDしらおいは三回に伊東亮大の適時打で先制したが。九回は無死満塁の好機を生かせなかった。 ◇北海道ガス・工藤賢二監督 (苦しい展開)先に点を取りたいなと、そうすれば楽にいけるなと思っていたが……。クラブチーム相手でやりにくさは正直あった。向こうは捨て身で来るので。取れないところでよく我慢してくれたかなと。簡単に勝たせてくれないですね。 (最後に抑えた)武笠(達也)はしっかり冬に投げ込んでくれた。制球力もあるし、精神力も強い。(ピンチで)右打者だと武笠だと決めていた。ああいうところで出て行くのはもってこいということ。 (本大会での北海道勢100勝に向け)一戦一戦勝つのがうちのスタイル。まずは一戦を必死に取りにいくということ。この予選も同じ。まず一戦取れれば100勝になるよとみんなに伝えている。