ウィリアム皇太子、メーガン妃の友人ジャーナリストの暴露本騒ぎにうんざり 沈黙を守るヘンリー王子に批判の声も
11月28日に発売された英国王室に関する暴露本『Endgame』。メーガン妃と仲のいいジャーナリストのオミッド・スコビーが主にヘンリー王子とメーガン妃の関係者から得た情報をもとに書いただけに、王子と妃の主張が盛りだくさん。チャールズ国王は「甘やかされたロイヤル」、ウィリアム皇太子は「短気」「権力欲が強い」、キャサリン皇太子妃は「微笑んで写真を撮ることしかできない」「怠け者のようだ」と描写されている。さらにオランダ語に翻訳されたバージョンには、英語版に書かれていなかった情報が出てくるという謎めいた事件も発生。メーガン妃がオプラ・ウィンフリーとのインタビューで「ロイヤルファミリーの中にアーチーの肌がどれくらい黒いか懸念した人がいた」と発言したのは広く知られているが、オランダ語版にはその発言者2名が実名で明かされていた。さらにそのオランダ語版を見たイギリスのテレビ司会者ピアース・モーガンが自分の番組でその名前を口にするという事態に発展。イギリスマスコミを騒がせている。 【写真】ウィリアム皇太子の愛すべき「お茶目&庶民派」モーメント45選
そんな中、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は沈黙を守り続けている。関係者は「皇太子は本の内容を虚偽で残酷だと考えている。それを公にする後押しをしたくないと思っている」と語っている。「皇太子は自分が何かを発言すればするほど、騒ぎが大きくなることを知っている」。
また皇太子はスコビーの本の内容を予測していたもよう。関係者は「本の内容は驚きではなかった」「それでも苛立ちを感じ、うんざりしている」と話している。そのためいつもの通り今週も公務を遂行。現地時間11月30日(木)にはイギリスを訪れているスウェーデンのヴィクトリア皇太子とダニエル王子と対面。一緒にチャリティコンサートに出席した。
一方イギリス国内ではヘンリー王子とメーガン妃が沈黙を守っていることに疑問の声が上がっている。ヘンリー王子がイギリスのタブロイド紙が自分たちに関して間違った報道をしたり、不適切な情報収集をしたりしていると新聞社を訴えてきたのは有名な話。もしスコビーに情報を与えていないのであれば、同じように訴えるべきだと批判されている。英国王室は発言者の名前が出てきた問題について、法的措置も含めてあらゆる対処法を考えているそう。どんな展開を見せるのか注目が集まっている。