震度7に14回耐える家 秘密は“揺れそのものを低減” 能登半島地震で全壊・半壊の被害ゼロ「耐震性不足の建物は、軒並み倒壊する」
■制震ダンパー設置の住宅 熊本地震で全壊・半壊「ゼロ」 一方、MIRAIEをつけた住宅は揺れ幅を最大95パーセント低減し、震度7の揺れで14回揺らしても倒れませんでした。実際、4万棟近い住宅が全半壊した熊本地震で、この制震ダンパーを設置していた約120棟の住宅は全壊、半壊の被害は「ゼロ」。 今回の能登半島地震でも、震度6弱以上を観測した地域で採用されていた約300棟すべてに大きな損傷はなかったとのことです。 設置費用は、施工費込みで1棟当たり「数十万円」。すでに、国内の約8万8000棟に設置されています。リフォームした時に後付けできるタイプもあり、そちらは震度7の揺れに耐えられるのは3回ですが、新築用のものより安く設置できます。 (制震ダンパーを設置・大嶋洸次郎さん) 「ずっとこの地域でも大きい地震が来る来ると言って来ていない中で、いつ来てもいいように備えないといけないなとは常々思っていた。子どももいるので、あたたかい家庭を築けるような安心できる家になればいいなと思います」 命はもちろん、その後の生活を守るための「耐震化」。いつ来るかわからない巨大地震への備えに「早すぎる」ということはないのです。
CBCテレビ
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