県が唐津市と玄海町を中心に化粧品に関する自然由来の原料の供給地を目指しているプロジェクトの一環で、有名ブランド「THREE」の化粧品の原料となるハーブの収穫が唐津市で初めて行われました。 このプロジェクトは自然由来の原料にこだわった化粧品などをあつかうブランド「THREE」を展開するACROと、コスメティック構想を進める県が協力して行っているものです。 この日は、唐津市内で耕作放棄地となっていた10アールほどの畑を利用し、去年9月から地元の生産者の協力のもと育てられていたローズマリーを初めて収穫。 作業には地元の住民や関係者など18人が参加しました。 収穫したローズマリーは熊本県に運ばれ精油にされたあと、成分を分析して特性を見極め製品化につなげるということです。 【ACROリサーチセンター 金澤由紀さん】 「どんな種類が唐津の土地に適しているのか試しながら、どんどん拡大して、いろいろな商品に展開できるように取り組んでいきたい」 【地元住民】 「しっかり良いものをつくって、買ってもらってこれが広がっていけばいいと思う」