《ブラジル》寄稿=当たるも八卦=高市早苗は日本初の女性総理大臣になる(その2) ソロカバ市 早川量通
8月25日に「高市早苗は日本初の総理大臣になる」を寄稿致しましたが、当時はまだ情勢がはっきりしない、正に当たるも八卦状態でした。 9月18日現在では高市早苗と石破茂と小泉進次郎の三名が争い、誰が決選投票に残るかという状況になっています。 この段階で、正に当たるも八卦的に予見すると、自民党員投票も衆議院議員投票も高市早苗が1位になると思います。ただ、過半数を取得するには至りません。現在2位の石破茂は、3位の小泉進次郎とのデットヒートになりますが、最終的には石破茂は自民党員の人気がないので小泉進次郎が2位になり、高市早苗との決選投票になると思います。 この両人には裏にそれぞれボスが付いています。高市早苗には麻生太郎が、小泉進次郎には菅義偉が付き、はっきりと支援していますので、決選投票もデットヒートになると思います。 もし第一回投票で、高市早苗の自民党員票、衆参議員の得票が2位と大きく差をつければ、決選投票は高市早苗に、麻生太郎、岸田文雄、林芳正、茂木敏充、小林鷹之、加藤勝信そして保守本流の故安倍晋三の衆参議員グループの多数が、関ヶ原の戦いではないけれど、雪崩現象のごとく支援に押し寄せることが予想されます。 今回の総裁選で惜しいことは、青山繫晴が総裁立候補に必要な推薦人20名を集められず、撤退するに至ったことです。そして、政治信条と人間性が最も近いと言っていた高市早苗の陣営に参加するとはっきり表明せず居る事です。 青山繫晴はこの三年間で自民党入党党員者勧誘数第1位となりました。一時は「日本の尊厳と国益を護る会」という同志が100名もおりました。しかしながら、実際には命まで失うわけではないのに、政治生命を賭けた鎌倉となったら、推薦人は15名しか集まらず、青山繫晴と行動を共にしない。青山繫晴はこの現実を肝に銘ずるべきと思います。 きっと天上界では、田中角栄が笑っておることと思います。15歳の中学卒、新潟県の片田舎出身の少年が東京に出てきて今太閤と言われる総理大臣になった。その言行録を辿ると、多くの人の心を打つ言動があり、人間は理屈だけでは動かず感情(勘定と情実)の動物であることを一番良く知っていたようです。政治の世界は魑魅魍魎と切った張ったする、裏切り行為が当たり前の世界なのだと青山繫晴を笑っていることと思われます。田中角栄言行録を懐に明日の天下国家のリーダーとして、捲土重来を期し、奮闘してほしいと思います。 また、15名の同志と、何よりも青山繫晴を信じている党員、党友に今後の指針を示し、同志と共に高市早苗陣営に参加し、関ヶ原での合戦にて有終の美を飾ってもらいたく思います。それが明日の日本を輝かしい世界の頂点へと導く第一歩になると思います。 私は青山繫晴に外務大臣か内閣官房長官になってもらい、西田昌司には財務大臣を務めてもらい、日本丸の航行を万全なものにしてもらいたいと念願する者です。 いずれにしろ、9月27日の自由民主党党員票367票、自由民主党衆参両議員票367票の行方で日本の未来が夢ある希望多き時代の幕開けになるかが決まります。自由民主党の党員、党友、自由民主党の衆参両議員の皆様には誰が本当に日本の国家、国民を託せる人かを真剣に考え、党利党略、私欲を捨てて、自分の持つ一票の重みを各人が自覚して投票してくださるよう心より切望致します。(敬称略)