【フェブラリーS】過去10年で5勝!超シンプルな激走条件から浮上したワケアリ穴馬
競馬には距離や条件、レースの施行時期によって「有利な体重」があります。 一般的に芝の短距離が得意な馬は筋肉ムキムキの大型馬が多いのに対して、長距離を得意とする馬は胴や脚が長くスラっとした中型タイプの活躍が目立つと言った具合です。 芝よりパワーを要すダート戦では馬体が大きい馬が有利。特に冬場の乾燥した時期に行われるフェブラリーステークス(G1、東京ダ1600m)では、大型馬有利の傾向が強まり「馬体重520キロを超える巨漢馬」が過去10年で5勝を挙げています。 ▼フェブラリーS馬体重別成績 ~479 [1-1-1-29]複勝率 9.4% 480~499[1-3-1-31]複勝率13.9% 500~520[3-2-4-31]複勝率22.5% 520~ [5-4-4-37]複勝率26.0% (※過去10年) 幸い、週末の東京も晴天に恵まれる予報。絶好のレース日和でパワーあふれる巨漢馬向きの馬場になるのは間違いないでしょう! 今年のメンバーで「馬体重520キロ超え」に該当しそうな馬は、前走の体重を参考にすると下記の4頭です。 カラテ(540キロ) タガノビューティー(520キロ) ドンフランキー(588キロ) ペプチドナイル(534キロ) このうちダート未勝利のカラテ、前走馬体重が基準ギリギリで末脚タイプのタガノビューティーはやや割引。馬体重600キロに迫るドンフランキーは脚抜きの良い馬場を得意としており、馬券の取捨が悩ましいところ。 そうなると残るはペプチドナイルのみ。前走の東海Sは重馬場で6着敗退も、良馬場で行われた2走前のベテルギウスSは59キロを背負って快勝しました。雄大な馬体を生かせる乾燥したダートに替われば大変身があっても驚けません!
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