【山口】使用済み核燃料中間貯蔵施設 上関町の周辺の市町が今後の対応を協議
山口朝日放送
上関町で中国電力が進める使用済み核燃料中間貯蔵施設建設計画は、地質を調査するためのボーリング作業が11月に終わりました。これをうけて24日、上関町周辺の1市3町の市長・町長が集まり今後の対応などを協議しました。 上関町に中間貯蔵施設建設計画が浮上して以降、4回目となる協議。柳井市、周防大島町、田布施町、平生町の市長と町長の間で議会や住民から出た意見について情報共有がなされたということです。 また、これまで1市3町は国からの説明は上関町が優先して受けるべきというスタンスでした。しかし、住民から想定以上の数の意見が寄せられ、より丁寧に対応するために1市3町も国に対して強く説明を求めていく考えで一致したということです。 【柳井市 井原健太郎 市長】 「周辺住民の皆さんのいろいろな思いを日々感じる中で、(国の説明は)上関町の後ということではなくて、(上関町と)切り離して別の次元として、周辺のいろいろな声に向き合ってもらいたいということを共通の認識として持ったということになります。」 1市3町の協議は今後、計画に新たな動きがあれば開催されるということです。