青森山田MF川口遼己がチームを24連覇に導く殊勲弾!
MF14川口遼己(3年)がチームを24連覇に導く殊勲弾を決めた。 令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選が6月3日に開催され、青森山田が苦しみながらも野辺地西を1-0で退け今年も夏の全国大会出場を決めた。 【フォトギャラリー】青森山田 vs 野辺地西 「川口は誰よりもチームのために声を出したり、味方を動かすことができる選手でリーダーシップもある。どんな時でも一生懸命にやってくれる」とは青森山田の正木昌宣監督。 チームではトップ下でゲームメイクしながらゴール前に飛び込んでいくことを求められるという川口は、前半から野辺地西ゴール前に飛び込んでいき、ゴールを脅かしたが決めきれずにいた。「少し苦しい展開だったけど、絶対に1本も流さずに全てのボールに入ろうと決めていた」と後半も何度もゴール前にポジションを取ると、ついにその時がやってきた。 迎えた60分、川口は''その1本"のグラウンダーのクロスを右足で合わせてゴールネットを揺らせて見せた。「めちゃくちゃ嬉しくてとりあえず応援団の方へいきました」と話す殊勲弾を決めた勝利の立役者の一人は満面の笑み。 自らのゴールで全国切符を掴んだ川口は「チームとしては春から3冠を目標に掲げている。個人としてはゴールやアシストでチームに役立つプレーをしていきたい」と話した。 (文・写真=古部亮)