ヤミ金の返済金の数百万円 家宅捜索したが見つからず…持ち去って証拠を隠滅した疑い 沖縄県警、32歳の男を逮捕
沖縄県内の大規模ヤミ金グループが摘発された事件で、グループが債務者から回収した返済金数百万円を保管先から持ち去り証拠隠滅したとして、県警合同捜査本部は12日、南城市に住む自営業の容疑者の男(32)を証拠隠滅容疑で逮捕した。認否を明らかにしていない。 【写真】沖縄県警が家宅捜索で押収したヤミ金融グループの携帯電話やパソコン 捜査関係者によると、県警が2月にメンバー9人を逮捕して以降、海外の指示役が債務者からの現金回収を加速化させると同時に、捜査から逃げ切るための証拠隠滅を指示しているとみられる。 逮捕容疑は2月23日午後7時45分~同8時ごろまでの間、容疑者が県内の民家でヤミ金グループが保管していた現金数百万円をどこかに持ち去った疑い。 捜査本部の調べでグループの関係先民家に現金が保管されていることが判明し、家宅捜索したが見つからなかった。防犯カメラなどを調べたところ、容疑者が浮上したという。