デッドリフト500kgの超怪力男、エディ・ホール＠eddiehallwsmより

　デッドリフト500kgの前世界記録を保持し、怪力世界一を決める『ワールドストロンゲストマン』コンテストでの優勝を誇る“超怪力男”エディー・ホール（35=英国）。パンチ力を測定するパンチングマシーンに挑戦すると、なんとUFC世界王者が持つ最高記録を更新。話題を集めている。 【フォト＆動画】超怪力男、豪腕パンチで最高記録を出した瞬間！モリモリな巨大マッチョボディも 　“ビースト”の愛称で人気のホールは身長188cm、最高体重197kgの巨体を持ち、重量挙げや、ビール樽投げなど様々な怪力を競い合う競技『ワールドストロンゲストマン』の2017年大会の覇者。デッドリフト500kg（2016年ー20年の世界記録）、ベンチプレス280kgの記録を持つなど、文字通りの世界トップの怪力男だ。 　そのホールが25日にUFCトレーニング施設（パフォーマンス・インスティチュート）を訪問し、パンチ力を測定するマシン（PowerKube）に挑戦。丸太のような腕を振り回すと、4回目のチャレンジで、なんと最高記録を更新したのだ。 　これまでの最高記録は、UFCライトヘビー級＆ミドル級の2階級制覇王者のアレックス・ペレイラが今月初めに出したもの（191,796ポイント）だったが、それ大きく上回る数字（208,901ポイント）を叩き出した。 　PowerKubeは打撃パワーを測定する装置。パンチを当てるパッドに加わったパワーとエネルギーを組み合わせた独自の算出方法でポイント計算しているという。因みに、現在ボクシングでも活躍する元UFCヘビー級世界王者のフランシス・ガヌーが17年に出した当時の最高記録は129,161ポイントだった。 　ホールは今年2月に開催予定だった格闘技イベントに向けてMMAの猛特訓を行なっていたが、大会は延期。その強さを証明するチャンスを逃したが、今回の挑戦でホールの凄さを垣間見ることができたのではないだろうか。