『最高カワイイ！甘えん坊3猫日記』より

　SNSに流れてくる動物ビデオに癒されている人は多いだろう。そのなかでも特に人気の高い猫との生活を描いた秀さん（@hide_pau）の漫画『ねこコミックエッセイ』がXで人気となっている。 クセになる猫エッセイ漫画『最高カワイイ！甘えん坊3猫日記』 　本作は現在『最高カワイイ！甘えん坊3猫日記』として連載作となっており、12月には単行本が発売予定だ。この人気作の制作について著者に話を聞いた。（小池直也） ――本作に2.7万のいいねが集まっていますが、ご自身としてはいかがですか？ 秀：たくさんの方に見ていただいて光栄です。猫を飼っている方だけでなく、犬やその他の動物を飼っている方からも反応をいただき、幅広く多くの方から共感を得られて嬉しく思いました。 ――本作の着想や制作のきっかけについて教えてください。 秀：普段の生活の中で体験したことを楽しくフォロワーさんに伝えるため、漫画にしたのがきっかけです。 ――登場する猫のシロウちゃん、スイちゃん、レオちゃんの名前の由来と飼い始めた経緯は？ 秀：3匹全て保護猫です。昔からと暮らしたいなぁと思っていたところ、タイミングが合い譲り受けました。それぞれの名前は自分が好きな漫画やゲーム作品のキャラクターから付けました。 ――エッセイを描く時に意識していることは？ 秀：普段から家で仕事をしているので、ふと思いついたらすぐに漫画に起こすようにしています。時間がないときはXの自分宛てのDMにメモを残しています。 ――作画やキャラデザイン、猫ちゃんを可愛く描くコツやこだわりはありますか。 秀：もともと動物を描くのが苦手だったので、あえて大げさに崩して描いていたんです。それから描き慣れていくうちに現在の形になりました。また我が家の猫たちは丸々とした体型がチャームポイントでもあるので、体全体のフォルムは意識して描いています。 ――本作は『最高カワイイ！甘えん坊3猫日記』として連載作になりました。こちらについては？ 秀：KADOKAWAさんからは以前にも『レオとシロウのドタバタ猫日記』を出版していただいたので、そのご縁から今回の連載に繋がりました。12月11日には書籍としても発売されるので、たくさんの方にお手にとっていただけると嬉しいです。 ――今後、本作をどう描いていくのか教えてください。 秀：本作に限らず、我が家の猫たちの愛らしさや面白いエピソードを楽しく、分かりやすく伝えていけるように描き続けたいと思います。 ――作家としての展望、なりたい作家像を教えてください。 秀：猫マンガに限らず、色々な作品を描いていきたいです。