ビヨンセ、アフリカ系女性歌手として初めてカントリーチャートの1位に 再び新記録を樹立
最もグラミー賞を受賞したアーティストとして音楽界に君臨するビヨンセ。再び新たな記録を作った。現地時間2月20日（火）に発表された今週のビルボードのカントリーソングチャートでビヨンセの新曲「Texas Hold ‘Em」が1位に。このチャートのトップに輝く初めてのアフリカ系の女性アーティストになった。それまで20週にわたって1位に君臨していたザック・ブライアンとケイシー・マスグレイヴスの「I Remember Everything」を倒しての快挙となった。 【写真】おしゃれ歌姫ビヨンセの誕生～最新ファッションまでの変遷ストーリー
2月11日（日）に開催されたスーパーボウルのCMで新曲をリリースすることを明らかにしたビヨンセ。その直後に3月29日にニューアルバムを発売することを予告、この曲と「16 Carriages」を発表した。「16 Carriages」もチャートの9位にランクインしている。「Texas Hold ‘Em」は2月15日（木）までに1,920万ストリーミングを達成。オンエア回数は480万回で、販売枚数はアメリカ国内で3万9,000枚。エンタメ界に関するデータ会社「ルミネート」が発表している。
今回のトップは女性アーティストとしても快挙。これまでソロでこのチャートの1位を経験したことがある女性シンガーはテイラー・スウィフトだけ。テイラーは2021年に「Love Story (Taylor's Version)」と「All Too Well (Taylor's Version)」で首位を獲得している。 これまで白人アーティストが多かったカントリー。一部からはビヨンセがこのジャンルに進出したことに対する拒絶反応も現れ、人種差別だと批判を浴びていた。彼女がこの状況を変えていくのは間違いなさそう。
