前節は首位・清水を撃破したレノファ（写真提供＝レノファ山口FC）

　サッカーJ2のレノファ山口FCが6月8日、ホームスタジアム「維新みらいふスタジアム」（山口市維新公園4）でジェフユナイテッド千葉と対戦する。（山口宇部経済新聞） 【写真】2024年の夏季限定ユニフォーム 　前節、ホームで清水エスパルスと対戦したレノファ。前半14分に吉岡雅和選手のゴールで先制し、27分には佐藤謙介選手がミドルシュートを決めて突き放した。後半は相手に攻め込まれたが、組織的な守備で最後までゴールを許さず、首位・清水を相手に2-0で快勝した。ここまでの戦績は9勝5敗4分。順位は5位。 　佐藤選手は「粘り強い守備や前から奪いに行くプレスなど、 しっかりと狙いを持ってやれた。そこからいい形でボールを奪えて距離感も良かった。いい時間帯に2点取れたこともあるが、全体的にうちのゲームとしてしっかりやれた」と振り返る。 　今節は前半戦ラストゲームで、ホームに千葉を迎える。その千葉について、志垣良監督は「能力がある選手の個々のつながりが深いチーム。7点、8点を取るゲームを2回できるチームはそうそうない。非常に攻撃力の高いチームだと感じている。コンパクトな陣形で、ボールを奪いに行くタイミングとラインを下げるタイミングを意思疎通してやること。そして出来る限りわれわれのゴールから遠いところでサッカーを進めていくことが大事」と話す。 　古巣との対戦に臨むキム・ボムヨン選手は「千葉は個人の能力が本当に高いが、カウンターのスピードやパワーも相当ある。自分たちが今まで通り粘り強く 我慢していればチャンスは来るし、カウンターもできると思うのでそこを狙っていきたい」と話す。 　当日は、ホーム戦イベント「オレンジドリームパーク」が15時に始まり、恒例の飲食ブース「グルメガーデン」を開く。ホームタウンデーの周南市がPRブースを設置し、徳山動物園による移動動物園や周南市観光PRなどを実施するほか、ボートレースVR体験を行う。 　19時キックオフ。