水巻町殺人 初公判 被告の女は容疑を一部否認
テレQ(TVQ九州放送)
水巻町で2023年6月、姉を殺害し通帳などを奪ったとして強盗殺人などの罪に問われた女の裁判員裁判の初公判が7月5日、福岡地裁小倉支部で開かれ、女は起訴内容の一部を否認しました。 強盗殺人や詐欺などの罪に問われているのは、辻和美被告です。起訴状によりますと辻被告は2023年6月、知人の女と共謀し当時52歳の姉の自宅で催涙スプレーを噴射した上姉の首を圧迫して殺害し通帳や印鑑のほか軽自動車を奪ったとされています。 また辻被告は奪った通帳で銀行から約100万円を払い戻したとされています。 7月5日の初公判で辻被告は強盗殺人の罪については否認しましたが現金を払い戻したとする詐欺の罪については認めました。冒頭陳述で検察は「身勝手 自己中心的で刑事責任は重い」と主張。一方の弁護側は「姉を死に至らしめる暴行はしていない」と強調しました。 判決は8月1日に言い渡される予定です。
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