（右から）松崎しげる、ＭＡＭＩ、ゆりやんレトリィバァ

　歌手の松崎しげる（７４）が１２日、東京都内で「Ｆｅｎｄｅｒ（Ｒ）×ハローキティ　製品発表会」に出席。先月１７日に急逝した俳優で歌手の西田敏行さんや１年前に亡くなった歌手の大橋純子さんらをあらためて追悼した。 　お笑い芸人ゆりやんレトリィバァ（３４）やガールズバンド「ＳＣＡＮＤＡＬ」のギタリストＭＡＭＩ（３４）とコラボギターの生演奏や、軽妙なトークでイベントを盛り上げた松崎だったが、らしくない姿も。スタッフや司会にうながされても詰めかけた報道陣の方をほとんど見ないなど、盟友だった西田さんを失ったショックがまだ癒えていない様子もうかがわせた。 　今年やり残したことを問われた松崎は「いろんなことがいっぱいありまして。楽しいことも、悲しいことも…」と一瞬、言葉を詰まらせる場面も。来年挑戦したいことには「毎年、毎年、挑戦ばっかりなんで。生ある限り歌うしかない」ときっぱり。続けて「歌わなくちゃいけない役割になっちゃってるし。今まで自分が携わってきたアーティストたちが、天国に召されていく方が多いので、そういう曲をいっぱい歌い継いでいく。歌い継いでいくことが僕のこれからの使命だと思う。来年は西田敏行にしろ、大橋純子ちゃんにしろ、自分に一番近かったアーティストたちのことをいっぱい皆さんにもう１度表現したいな。それが最高の供養になるんじゃないかなと思ってます」と現在の心境を激白した。