北海道新幹線「羊蹄トンネル」掘削再開 岩盤を粉砕し撤去
北海道新幹線の建設工事を行う鉄道・運輸機構は、18日岩盤の出現で先月下旬から工事がストップしていた羊蹄トンネルの掘削を再開したと発表しました。 鉄道・運輸機構によりますと北海道の倶知安町とニセコ町にまたがる羊蹄トンネル(全長9735m)のニセコ町側(有島工区)では、巨大な岩塊の出現により今年4月22日に掘削が停止して、今年8月から地上から撤去作業を行いました。 大きさ2mほどの岩塊の撤去が完了し、先月18日に掘削を再開しましたが、翌19日に新たな岩盤が見つかり、工事が停止していました。
鉄道・運輸機構によりますと先月25日から岩盤の撤去工事を行い、今月18日までに岩盤を地上から機械を使って粉砕しながら撤去したということです。 羊蹄トンネルを巡っては、比羅夫工区でも岩盤撤去のため、工事が約2年4か月にわたり中断していました。
HTB北海道ニュース