竜王戦第5局、しばらくは難解な攻防に…和歌山城ホールで対局再開
藤井聡太竜王(22)(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖)に佐々木勇気八段(30)が挑戦する第37期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)の第5局は28日午前9時、封じ手が開封され、対局が再開された。 【動く棋譜速報】竜王戦第5局
第5局は27日、和歌山市の和歌山城ホールで始まった。対局2日目の朝、立会人の桐山清澄九段が開封した封じ手は「△3八歩」。後手の佐々木八段はいつでも馬を作ることができるが、先手の藤井竜王は歩得を果たしている。どちらの利が上回るか。しばらくは難解な攻防が続きそうだ。