北陸放送

9月に記録的な大雨に見舞われた能登の被災地で、再びまとまった雨が降りました。警報級の大雨のおそれはなくなりましたが、4日夜遅くにかけ川の増水に注意してください。 【写真を見る】能登豪雨被災地にまとまった雨 少しの雨でも土砂災害や洪水のおそれ 注意を 記者リポート「輪島市の河原田川では、雨の影響で水かさが増し流れが速くなっています。そんな中でも泥や流木の撤去作業が続けられています」 記録的な豪雨の爪痕が残る輪島市では、2日から雨脚が強まったり弱まったりを繰り返し、降り始めから午後5時までの雨量は89.5ミリとなっています。 記録的な大雨から10日以上が経つ中、住民たちは水分を含んだ泥を手作業でかき分けながら、片づけ作業にあたっていました。 住民「ここで垂直避難するしかないかなと思う」 石川県内では警報級の大雨の恐れはなくなりましたが、地震と豪雨の被害を受けた能登では、少しの雨でも土砂災害や洪水の危険度が高まるおそれがあります。4日夜遅くにかけて川の増水に注意してください。