中国シャオミ、24年7~9月期は増収増益 EV事業は依然赤字も販売堅調
中国スマートフォン大手の小米集団(シャオミ)が11月18日に発表した2024年7~9月期決算は、売上高と純利益がいずれも予想を上回った。 売上高は前年同期比30.5%増の925億1000万元(約1兆9000億円)と過去最高を更新した。スマホの世界出荷台数は3.1%増の4310万台。事業別の売上高は、スマホおよびAIoT事業が16.8%増の828億元(約1兆7000億円)、スマート電気自動車(EV)などイノベーション事業が97億元(約2000億円)だった。 調整後の純利益は4.4%増の53億5000万元(約1100億円)だったが、スマートEVなどイノベーション事業は赤字で、調整後の純損失が15億元(約320億円)に上った。 シャオミの雷軍・最高経営責任者(CEO)は、24年7~9月期の業績は過去最高だったとした上で、スマートEV「SU7」シリーズの納車台数がすでに年間目標の10万台を超えたため、年間納車台数13万台を目指すと発表した。 *1元=約21円で計算しています。 (36Kr Japan編集部)