「5月文楽公演」で5年ぶりに2部制が復活、豊竹若太夫襲名披露公演の舞台写真到着
5月9日に東京・シアター1010で開幕した「令和6年5月文楽公演」より、舞台写真が到着した。 【写真】豊竹若太夫 十一代目豊竹若太夫の襲名披露公演となる「令和6年5月文楽公演」では、2019年以来、約5年ぶりに2部制の文楽の本格上演が復活する。Aプロでは、「寿柱立万歳」、若太夫の襲名披露口上と襲名披露狂言「和田合戦女舞鶴」より「市若初陣の段」、「近頃河原の達引」より「堀川猿廻しの段」「道行涙の編笠」が上演される。 Bプロでは、時代物「ひらかな盛衰記」より、木曾義仲の敗死やその妻子の流浪を描く「義仲館の段」「楊枝屋の段」「大津宿屋の段」「笹引の段」「松右衛門内の段」「逆櫓の段」が披露される。なお二段目「楊枝屋の段」が上演されるのは、1988年以来となる。 上演時間は、Aプロが約4時間、Bプロが約4時間30分を予定。公演は5月27日まで行われる。 ■ 「令和6年5月文楽公演」Aプロ 2024年5月9日(木)~2024年5月27日(月) 東京都 シアター1010 ■ 「令和6年5月文楽公演」Bプロ 2024年5月9日(木)~2024年5月27日(月) 東京都 シアター1010