【ミャンマー】サイクロン支援、フィリピンが10万ドル拠出
東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局は6日、2023年5月にミャンマー西部へ上陸した大型サイクロン「モカ」に対する、フィリピン政府からの被災地復興支援金の受け渡し式を開催した。 受け渡し式には、カオ・キムホンASEAN事務局長と、ASEANフィリピン代表のキンタナ氏が参加した。支援金額は10万米ドル(約1,478万円)。 ASEANは加盟国内での災害に対し、「一つのASEAN、一つの対応(One ASEAN One Response)」のスローガンの下、資源を集約して対応に当たることになっている。カオ・キムホン氏はASEAN人道支援調整官として、ミャンマーでの被災地支援活動を指揮する。 「モカ」上陸によるミャンマー各地の被害額は、世界銀行の推定で22億4,400万米ドル(約3,200億円)に上った。