JR北海道線区別収支 全路線で赤字 ボールパーク需要で札幌圏改善 観光需要も新型車両導入で…
HTB北海道ニュース
全ての路線で赤字となっています。JR北海道は、昨年度の線区別収支を発表しました。新型コロナの5類移行で観光需要は回復したものの、全ての路線で赤字となるのは10期連続です。 昨年度の赤字は、前の年と比べると、60億円ほど改善し598億円でした。特に改善した路線は、千歳線をはじめとする札幌圏で、背景には、ボールパークの開業による利用者増があります。 JRが単独で維持困難な8区間では、富良野線や釧網線の観光利用が増えた一方で新型車両の導入などがあり9億円ほど赤字が拡大しました。 新型コロナの5類移行から1年以上が経ち、JR北海道は、「観光する環境が整ってきたので、地域や旅行会社などと連携して北海道を楽しんでもらう仕掛け作りに注力したい」としています。
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