中田ボタンが抗がん剤治療を受けた経緯を説明、肺がんのステージ4、19年3月から休養
ベテラン漫才コンビ「中田カウス・ボタン」の中田ボタン(76)が、盟友の落語家・桂小文枝(73)のYouTubeに出演。20日にアップされた動画の中で、肺がんがみつかった経緯を説明した。 ボタンは2019年3月に休養を発表し、23年2月に吉本興業とマネジメント契約を解消していた。 このYouTubeは、小文枝が芸人仲間と対談する内容で、小文枝が「不死身の中田ボタンさんをお呼びしました。スーパーマンですから」と、頭をそり上げ、作務衣姿のボタンを紹介した。 ボタンが肺がんを患っていることは、芸人仲間が語ったことはあったが、本人が闘病を明かしたのは初めて。 ボタンによると、2019年2月末に病院で診察を受けたところ、肺がんと診断されたという。「その3か月前からしんどかった。仕事が忙しく、休みもなかったし。吐血もしていました。家族に心配かけたくなくて。(血のついた)そのティッシュはトイレに捨てていました。寝て起きたら、パジャマが冷や汗でベトベトでした」などと、病院に行った経緯を説明した。 診察を受けると、すぐに家族を呼ぶように言われたという。ボタンは「すぐに入院ですと。医者が『この数値であんた立ってんの、おかしい』と。長女に電話して『お父さん、入院や』って」。小文枝も「僕らがお見舞いに行って聞いたのは、ステージ4の肺がんだと」と話した。 診察を受けたボタンは一度帰宅。「荷物を片付けて、下着から自分で入れて。でも、次の日はどうやって病院に行ったのかはわからへんねん。覚えてへんねん」などと語った。 その後も、手術は難しいため、抗がん剤治療を受けたことを明かした。
テレビ朝日