梅雨はどこへ 静岡市駿河区「暑い!!!」3日連続猛暑日 6月観測で初
静岡県内は26日、高気圧に覆われて強い日差しが降り注ぎ、午前から気温が上昇した。静岡市駿河区では3日連続で最高気温が35度を超える猛暑日となった。同区で6月に3日連続で猛暑日を記録したのは観測史上初。 静岡地方気象台によると、静岡市では西の風が山を吹き下って高温の風となる「フェーン現象」が発生し、同市駿河区で最高気温35・8度、同市清水区で最高気温35・3度を記録。それぞれ全国1、2位の暑さとなった。県内18の観測地点のうち、6地点で今年最高を記録した。川根本町で33・1度、熱海市網代で32・7度、三島市で32・9度などとそれぞれ最高気温が30度を超す真夏日となった。 静岡市の市街地では、強い日差しに照らされて道路にかげろうが揺らめき、逃げ水も現れる中、日傘を差して暑さをしのぎながら歩く人の姿が見られた。 熱中症とみられる救急搬送者は、県のまとめで重症中等症2人、軽症4人の計6人だった。
静岡新聞社