『大都会』シリーズを村川透監督&小野武彦が語るSP特番、ホームドラマチャンネルで放送
アクションドラマ『大都会 PARTII』が9月28日よりホームドラマチャンネルで放送される。 【写真】『大都会 PARTⅡ』場面カット 『大都会 PARTII』は、石原裕次郎、渡哲也、松田優作が競演した『大都会 -闘いの日々-』の続編。1977年4月5日に放送が開始された本作は、“人間ドラマ”から“ハードなアクションとユーモア”へ前作から大きく路線変更され、視聴率も高騰し、エンターティンメント性の高い作品となった。 渡が演じる黒岩の所属は城西署捜査四課から捜査一課になり、石原も新聞記者から渋谷病院の外科医・宗方悟郎へと役柄を変え、“刑事と医師”、罪を犯した者を追いつめる男と犯罪によって傷つけられた者を助ける男に。人命を守るという共通した目的を抱き、互いに協力し合い、時に対立しながらも、強い絆で結ばれた2人の男の関係は、前作を引き継ぐ形で描かれている。徳吉刑事役の松田のさりげないユーモアも好評を博した。 9月28日からの放送を前に、『「大都会 PARTⅡ」放送直前!ハードアクションSP特番』が9月21日、26日に放送されることが決定。娯楽映画研究家・佐藤利明が、ゲストに村川透監督や、俳優・小野武彦を迎え、『大都会』シリーズをはじめ、石原プロモーション制作ドラマの魅力を語りつくす内容となっている。 また、ひかりTV ひかチャン(101ch)での先行放送も決定した。 ●佐藤利明(娯楽映画研究家)コメント 伝説のアクションドラマの金字塔! 『大都会 PARTII』の魅力! 1977年4月5日『大都会 PARTII』がスタートした。第1話「追撃」(舛田利雄監督)のトップシーンから、ハードアクションの世界に魅せられた。前作『大都会 -闘いの日々-』のシリアスな人間ドラマを引き継ぎながら、それまでのテレビでは考えられない派手なアクション、カースタントが毎回視聴者を惹きつけた。しかも石原裕次郎、渡哲也に加えて松田優作のユニークなキャラクターが加わり、さまざまな化学変化が生まれた。 その世界を支えたのが村川透監督。全52話のうち19エピソードを演出したメイン監督。このシリーズには村川監督の師匠・舛田利雄監督もコンセプト作りから参加。また前作で城西署・捜査四課の大内正刑事を演じた小野武彦も、渡哲也の黒岩刑事と共に捜査課に移動。高品格と共に「大都会」シリーズ三部作を支えた。 放送開始の記念スペシャル番組には、村川透監督と、俳優・小野武彦さんが登場。石原裕次郎、渡哲也との思い出。そして松田優作との現場のエピソードなど知られざる「秘話」の数々が語られる。ファンにはたまらないエピソードの数々が、47年の時を超えて明らかに!1977年から78年にかけての、石原プロモーションの「型破りな」製作現場がイキイキと蘇る!
リアルサウンド編集部