越前がに漁解禁も初日は強風…全漁船が出港見合わせ 福井県、2季連続の出漁延期
福井県の越前がに漁が11月6日、解禁された。三国港機船底曳網(そこびきあみ)漁協や越前町漁協などに所属する県内全ての底引き網漁船は、海上で強風が予想されたことから初日の出港を見合わせた。悪天候で解禁初日に水揚げがないのは2季連続。 当初は5日に出港し、日付が変わると同時に一斉に網を入れる予定だった。越前がに漁を行う県内全漁船が所属する県底曳網漁業協会は同日朝、波が高く、安全な操業が難しいと判断し、出漁延期を決めた。天候が回復次第、出漁する。 漁期は雄のズワイが来年3月20日まで、雌のセイコが12月31日まで。
福井新聞社