シーズン折り返し地点に到達!ボーダーライン付近の戦いは激化するのか/麻雀・Mリーグ
Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、12月16日の第1試合に出場する4選手を発表した。この日の2試合で、4チームはレギュラーシーズンの半分にあたる48試合に到達。一時は下位3チームが大きく引き離されていたが、ボーダーライン付近の争いがじわじわと激化。6位、7位、9位が揃った試合は、今後のリーグの行方を占う一戦だ。 【映像】4チームが前半戦終了!(生中継) 6位のKADOKAWAサクラナイツは、現在▲180.9。じりじりと後退を続け、いよいよ7位以下の動向も気になるレベルになってきた。もがきにもがく下位3チームのターゲットになるのだけは避けたいところ。上位が抜けているだけに、ピンポイントに狙われる可能性もさらに高まる。渋川難波(協会)は、前回ギリギリで逃げ切った勝利を、今夜にもつなげたい。 この日の結果で、チームの雰囲気が一変しそうなのがEX風林火山だ。6位・KADOKAWAサクラナイツとは179.9ポイント差。仮に2戦ともにトップ・ラスを決めることがあれば、ついに順位が逆転する。松ヶ瀬隆弥(RMU)も、溜まりまくったストレスを特大トップで晴らし、チームをグイッと押し上げられるか。 最下位のBEAST Xは、相手が誰であろうとトップだけを見るしかない。例年の結果から見て、最終的なボーダーラインは▲100ポイントを見据えて戦うことになる。つまり自力で600ポイント戻さなくてはならず、毎試合10ポイントずつ戻しても、まだ足りない。起爆剤としては、やはりデイリーダブルに勝るものはない。リーダー猿川真寿(連盟)が、まずは口火を切る。 2年連続最下位から、今期はすっかり上位の常連に収まったセガサミーフェニックス。記録的な連敗ともなれば話は別だが、無理にリスクを取るような勝負を続けない限り、おそらく3期ぶりのレギュラーシーズン突破は間違いないところだろう。チームを支える大きな柱、竹内元太(最高位戦)は個人首位もがっつり守りに行く。 【12月16日第1試合】 EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)個人31位 ▲190.2 KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)個人5位 +192.8 セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)個人1位 +331.5 BEAST X・猿川真寿(連盟)個人34位 ▲247.1 【12月13日終了時点での成績】 1位 赤坂ドリブンズ +693.4(46/96) 2位 セガサミーフェニックス +462.9(46/96) 3位 U-NEXT Pirates +417.9(46/96) 4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +110.1(46/96) 5位 TEAM雷電 +6.3(48/96) 6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲180.9(46/96) 7位 EX風林火山 ▲360.8(46/96) 8位 渋谷ABEMAS ▲452.2(46/96) 9位 BEAST X ▲716.7(46/96) ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部