西武「先発モイネロ」攻略のポイントを確認 松井監督「対戦できてよかった」 初回の攻撃に手応え
◆オープン戦・ソフトバンク9―3西武(17日、ペイペイドーム) 西武がソフトバンクの〝先発モイネロ〟と初対戦した。初回1死から外崎が中前打で出塁すると、続く栗山が高めの真っすぐを左翼線付近に運ぶ先制二塁打。4番アギラーも左前打と、3連打で立ち上がりを攻め、初回だけで35球を投げさせた。2回以降も2本の二塁打。6回途中まで6三振を奪われたとはいえ、手応えは得た。 ■「愛おしい」源田夫妻が雑誌の表紙に【写真】 松井監督は「今日対戦できてよかった」とシーズン開幕前での経験を収穫に挙げた。中継ぎ時代との比較を問われて「真っすぐも変化球もいい投手。対策も含めてやっていきたい」と語った。初回の攻めにも触れ「モイネロに限らず、投手は立ち上がりが不安」と狙い目であることを認めた。 栗山は「相変わらず球は強いし、カーブは曲がる。チームで束になっていかないと。今日も崩れそうで崩れなかった」と警戒を強めた。自身の先制打には「コースに逆らわずに打てたこと、ファウルにならなかったことは良かった。少し甘めの球だが、自然な打球方向に飛べると状態も上がる。続けていきたい」と満足げだった。(林 原弘)
西日本新聞社