渋谷PARCOでPOPUPを行う韓国ブランド「NOICE」。ブランドモデルのパク・ソジュンも来日予定

　ファッションビル運営のパルコ（渋谷区神泉町）は、韓国の大手百貨店「現代（ヒュンダイ）百貨店」と戦略的協業に関する基本合意を締結。これを受けて5月10日～7月28日の約2ヵ月間、POPUPイベント「THE HYUNDAI x PARCO Limited Store with NUGU」が渋谷PARCOにて開催される。 【写真】「THE HYUNDAI x PARCO Limited Store with NUGU」その他ラインアップ 　同イベントは韓国のアパレルECプラットフォーム「nugu（ヌグ）」と現代百貨店が運営し、渋谷PARCO 3F POPUP SPACEを会場に、韓国を代表する9ブランドがPOPUP出店。俳優パク・ソジュンがアンバサダーを務める韓国ブランド「NOICE」（5月10～16日）を皮切りに、昨年10月に渋谷PARCOでPOPUPを行った「Matin Kim」（5月24～30日）、女性デザイナー2人が手掛ける韓国発ストリートブランド「MSCHF」（6月7～13日）などを週替わりで展開する。

「every moment is special」をもとに平凡な日常の中の特別さを追求する「EMIS」

　さらに、7月には1F POPUP SPACE「The window」にて韓国で若者の絶大な支持を集める「EMIS」（7月12～28日）が登場。ファッションだけでなくKエンタメコンテンツも同時に披露され、「NOICE」ではパク・ソジュンの来日イベントを企画している（詳細は近日中にnuguの公式Instagramにて公開）。

2021年2月にオープンした “未来型百貨店プラットフォーム”「THE HYUNDAI SEOUL」

　現代百貨店は現在、韓国で16の百貨店を運営している主要百貨店チェーン。2021年2月にオープンした「THE HYUNDAI SEOUL（ザ・ヒュンダイ・ソウル）」では、“リテールセラピー” を打ち出して販売面積を減らし、自然にやさしい空間を最大限に構成した「未来型百貨店プラットフォーム」として評価されている。 　nuguはオープンから3年で月間アクティブユーザー170万人、昨年の取引総額は50億円に上るアパレルECプラットフォーム。今年3月には大阪にオフライン2号店を開店し、日本国内に物流センターを構築して注文の翌日に手元に届く特急発送サービスも開始。同社のパク・ハミンCOOは「今回の協業事業を通してnuguは韓国ファッションブランドの入店事業を強化し、それに応じたマーケティングとオフラインイベントを展開することで韓国ファッションブランドが日本で成長していけるよう最善を尽くす」と述べている。