JR大宮駅近くに巨大ビル「アドグレイス大宮」開業、そびえる22階建て圧巻 大和ハウスグループが描く“首都圏戦略” ポテンシャル高い埼玉は3拠点体制、売上高は大台の5兆円突破へ 国道16号周辺に熱視線の理由
■創業100周年に売上10兆円を 同社は2055年の創業100周年に向けて環境長期ビジョン「チャレンジゼロ2055」を策定。分譲住宅に加え、本年度から着工する賃貸住宅や分譲マンション全棟で断熱外壁や太陽光発電を備えたZEH-M(ゼッチ・マンション)を推進。非住宅建築物も30年度までに100%達成を目指している。また「レディ・メイド・ハウジング」という考えの下、分譲住宅購入者に注文住宅と変わらない高い設計力と品質、安心の長期保証や24時間体制のアフターサポートを実現。将来的には戸建て住宅の販売棟数の7割を建売住宅にし、生産性の向上や販売戸数の拡大を狙う。 同グループのコーポレートシンボル「エンドレスハート」には創業以来の“共創共生”の精神が込められており、「今後も地域と共に成長し、世の中になくてはならない事業を展開したい」と斉藤支社長。100周年にはグループ売上高10兆円を目指している。