【福島牝馬S】桜花賞で推奨2頭ダブル激走!再び浮上した「プラチナ条件」の激アツ牝馬
突然ですが、今年の桜花賞の際に取り上げた過去10年全勝!大阪杯でもワンツーの「プラチナ条件」該当馬という記事は覚えていらっしゃるでしょうか。 記事内ではレースの特性から「馬体重」に着目。3歳牝馬としては馬格の優れた「460キロ以上」の馬が10年連続で優勝していることなどから論を展開し、最終的にはアスコリピチェーノ、ライトバックの2頭軸を推奨しました。 結果はご存じの通り、推奨した2頭がいずれも馬券内に激走!加えて1着ステレンボッシュも460キロを超えており、やはり記事内で触れた1頭。まさに取り上げた馬3頭による決着となり、嬉しい反響をいただきました。 そして4月20日(土)に行われる福島牝馬ステークス(G3、福島芝1800m)においても、同じく「プラチナ条件」を発見。 先に結論から申し上げますと、「480キロ以上の大型馬」に注目です! ▼福島牝馬S「馬体重」別成績 ~439 [1-1-1-15] 勝率 5.6% 複勝率16.7% 440~479[2-6-5-69] 勝率 2.4% 複勝率15.9% 480~ [6-2-3-22] 勝率 18.2% 複勝率33.3% (※過去10年、新潟開催の21年を除く) ご覧の通り、480キロを超える馬が過去10年における9勝(新潟開催の21年を除く)のうち6勝を占めるなど最多。桜花賞のように10年全勝とまでは行きませんが、勝率、複勝率ともに際立った数字であることに変わりはありません。 もちろんこの傾向にも理由はあります。以前の記事でも説明した通り、やはり最も影響しているのはコースの特性でしょう。 福島の芝コースはローカルとあって起伏のないイメージを持たれがちですが、実は1周のうちにアップダウンが2度も設けられているデコボコした作り。走破までにかなりのパワーを要するため、牝馬の中でも馬格のある馬が優位に立っていると考えられます。 ▼福島牝馬S「480キロ以上」での好走馬 (人気・馬体重) ●23年 1着 ステラリア(8人気・504) 2着 ビッグリボン(2人気・500) 3着 クリノプレミアム(4人気・490) ●22年 1着 アナザーリリック(3人気・494) 2着 クリノプレミアム(6人気・486) ●20年 1着 フェアリーポルカ(3人気・492) 3着 ランドネ(15人気・522) ●18年 1着 キンショーユキヒメ(7人気・512) ●17年 1着 ウキヨノカゼ(3人気・482) ●16年 3着 オツウ(13人気・498) ●14年 1着 ケイアエイエレガント(5人気・518) (※過去10年、新潟開催の21年を除く) 加えて上記からもわかる通り、過去好走したのはすべて1番人気ではない馬たちばかり。中には2ケタ人気の大穴も混ざっていることから、馬格がレース結果と無関係ではないことがわかります。 いつもお伝えしているように、馬体重は当日の発表まで不明。とはいえ現時点での目星をつけるならば、前走時点ですでに500キロ超えの馬体を有しているキミノナハマリア、グランベルナデットでしょう。「プラチナ条件」に適合する資格を持った激アツな2頭、要警戒です!
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